PCR検査陽性者が感染者と発表されている事に違和感を覚えるので、本当に陽性者の100%が感染者なのか?
陽性者と感染者の関係を発表している自治体は見つかりませんでした。
そこで、陽性と判断された人の何%位が感染者なのか、大阪府のデータで類推してみました。(以下、使用した数値は大阪府のホームページに記載の数値を採用)
この発表の数値から、陽性者数125640人の内110578人が退院解除済の人数。陽性者の約91.6%になります。ほとんどの陽性者が退院解除済になっています。
この、退院解除済の基準は厚生労働省のホームページによると
1.有症状者の場合
①発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快 後72時間経過した場合、退院可能。
②症状軽快後24時間経過した後、24時間以上間隔をあけ、2回のPCR検査で陰性が確認できれば、退院可能。
2.無症状病原体保有者の場合
①検体採取日から10日間経過した場合、退院可能。
②検体採取日から6日間経過後、24時間以上間隔をあけ、2回のPCR検査で陰性が確認できれば、退院可能。
となっています。
これをみる限りでは、陽性と判断された人のほとんどが、ウィルスは検知されたが、感染しているとは言えない人達ばかりでは無いのでしょうか。
専門家でもなく、少し調べただけの素人の考えですが、これらのデータからみても、PCR検査陽性者=ウィルス感染者
とする煽りのような発表は如何なものでしょうか。
是非、感染者数ではなく、”検査陽性者数”として正確に情報を報道して欲しいものです。