公園を散歩していると何やら甘い香り。匂いの方をみると・・・・
葛の花です。葛は良く知っている植物で、田舎では物を縛る紐として使っていました。
しかし、こんな甘い香りがしていたとは・・・・
秋の七草の一つである葛。調べてみると興味深いことが判りました。
紫色の花がブドウの房のように連なって咲き、ニオイもまさにブドウに似た甘く濃厚な香りがします。<ナルホド・・・ソウ力ア~ブドウノカオリカア~> ... 葛の根を乾燥させたものが「葛根(かっこん)」という生薬となり、有名な漢方の葛根湯の原料として使われます。<エ~、ソウナンヤ~>
葛はマメ科の植物で、花から根まで余すことなく利用することができる万能植物なのです。しかも、イソフラボンというポリフェノールが含まれていて、美容や健康にも期待ができると最近注目されています。<花ハ二日酔イニモ キクソウナ>
葛の根は乾燥をさせて漢方薬として利用され、風邪薬のなかにも含まれる成分です。体が弱ったときに助けてくれることから「活力」、「治癒」という花言葉がつけられました。
<ナルホド、葛ノ根ノ湯デ 葛根湯ヤナ>
今度、掘り出して試してみるかな。
思い出せば、昔、葛餅に興味を持ち、根っ子を掘り出したことがあります。しかし、ネットにある様な太い根では無く、茎より一回り太い程度で、諦めた記憶があります。