落葉期になるたびに気になっていた赤い実。
どおりで実も葉も花水木にそっくりです。
『サンシュユの果実酒は、疲労回復、滋養強壮、冷え症、低血圧症、不眠症などに用いられ、水洗いした生果実を3倍量のホワイトリカー(焼酎)に入れて冷暗所に3か月おいてから、適量のグラニュー糖などを入れてさらに20日ほど熟成してから、就寝前に1日に盃1 - 2杯程度で飲用する。』
『10月ごろに赤熟した果実を採取し、熱湯に数分間浸してからザルに上げて種子を取り除き、日干し乾燥させた果肉は生薬に利用され、山茱萸(さんしゅゆ)の名で日本薬局方に収録されている。強精薬、止血、滋養強壮、頻尿、収斂、冷え性、低血圧症、不眠症に効用があるとされる。果肉は長さ1.4 cm程の楕円形。滋養強壮の目的で、牛車腎気丸、八味地黄丸、杞菊地黄丸等の漢方方剤にも使われる。』とあります。
敷地内のサンシュユの木に赤い実がたくさんなっているので、採集して来ました。
サンシュユ酒を作ります。
まず、沸騰したお湯に1~2分浸けます。
これを2日天日干しにしましたが、あまり乾燥してません。
ホワイトリカーに漬けます。
生果物の3倍とありますが、瓶に一杯になるまで入れました。だいたい3倍くらいかな
『冷暗所に3ヶ月置く』とありますから、2月11日まで置いておきます。その後、グラニュー糖を入れて20日間ほど熟成させます。飲めるようになるのは3月に入ってからです。
薬を飲まないで、自然の物を利用して、病気の予防や治療ができれば最高です。